コントローラーテストにおけるUSBとBluetoothの違い

同じコントローラーでも、接続方式によって測定結果が明らかに変わることがあります。実際に何が変わり、何が変わらないのかを整理します。

変わるもの

更新頻度とジッターです。Bluetoothはデータを時間枠に区切って送信し、周囲の電波環境の影響も受けるため、USB接続に比べて更新間隔が長く、ばらつきも大きくなります。

オプション機能の対応状況も変わります。特に振動機能は、ChromeやEdgeで有線接続した場合に、Webページへ公開される可能性がぐっと高くなります。

変わらないもの

スティックドリフトはスティックモジュールという物理的な部品の状態によるものです。ドリフトしているスティックはどちらの接続でもドリフトしており、変わるのは測定サンプルの質だけです。

ボタンの挙動も同様です。USB接続でボタンが反応しないなら、その原因は接続方式ではありません。

実践的なアドバイス

可能な限りUSB接続でテストしてください。特にドリフトと更新レートの測定に有効です。データ通信に対応していると分かっているケーブルを使い、充電専用ケーブルは避けましょう。

そのうえで同じテストをBluetoothでも実行し、両方のレポートを保存しておくと、入力の不具合がコントローラー側の問題なのか、無線接続の問題なのかをすぐに切り分けられます。

よくある質問

PS5コントローラーはUSBとBluetooth、どちらでテストすべきですか?
まずUSB接続で正確な基準値を取り、その後Bluetoothでも試して両方を比較するのがおすすめです。ドリフトの有無自体はどちらの接続でも変わりません。
Bluetoothだと振動が反応しないのはなぜですか?
振動はブラウザのゲームパッドインターフェースにおいてオプション扱いの機能で、Bluetooth接続では公開されないことが多いためです。故障ではありません。