スティックドリフトはどのくらいなら正常なのか

完全に静止したスティックが正確に0を示すことはほとんどありません。問題は「静止時に動きがあるかどうか」ではなく、「どれくらいの大きさで、どちらの方向に偏っているか」です。

ノイズとドリフトの違い

センサーノイズは揺れ動きます。報告される位置は中心の左右に数千分の1程度でふらつき、平均するとほぼゼロに戻ります。これはどのアナログスティックにも起こる現象で、ゲーム中に気付くことはまずありません。

ドリフトは偏ります。報告される位置が中心から離れた位置に留まり続け、ゲームには常に一方向への小さな入力が送られ続けます。この違いこそが、測定して確かめる価値のあるポイントです。

判断の目安となる数値

静止時のズレを95パーセンタイル値で見ると、おおむね0.01未満は健全、0.01〜0.04はわずかですが実在するズレでプレイ中はあまり気にならないレベル、0.04〜0.08は中程度のドリフトでゆっくりとした照準操作の際に現れ、0.08を超えるとメニュー操作でも明らかに分かるレベルです。

これらはGamePadTestLabがプレイヤーにとって実用的になるよう独自に設定した目安であり、メーカーの保証基準ではありません。ブラウザ上の測定値だけで、あるパッドが修理対象になるかどうかを判断することはできません。

次に何をすべきか

まずは再測定してください。温度、直前にスティックを動かしたかどうか、パッドを置いている面の状態などで結果は少し変動するため、2〜3回測定してみましょう。

ズレが毎回同じように再現するなら、それを隠せる最小のデッドゾーンを探してください。わずかなズレであれば、5%程度のデッドゾーンで十分快適にプレイできるパッドも多くあります。必要なデッドゾーンが大きくなりすぎて照準精度を損なうようになったときが、スティックモジュールの交換を検討すべきタイミングです。

よくある質問

コントローラー ドリフトはどこで測定できますか?
本サイトのスティックドリフトテストで、静止状態のまま数秒間測定するだけで確認できます。
ドリフトの数値がプレイのたびに少し変わるのはなぜですか?
温度やパッドを置く場所の傾き、直前の操作などによって、測定結果はわずかに変動します。数回試して95パーセンタイル値の傾向を見てください。